from LS

【LS×ピア】第2回:資料集めと引用

こんにちは、ライブラリーサポーター4年のてぃなと、ピアサポーター1年のまきです!
第2回は「資料集めと検索ツール、そして引用」について紹介します。

◇資料集めは大事!
<LS:てぃな>
レポートのテーマが決まったら、次は資料集めです。
自分の考察・主張の根拠として参考文献の引用は必要不可欠なので、資料集めはレポート作成課程でも重要な項目になんです。
まきちゃん、そうだよね?
<ピア:まき>
てぃなさん、そうなんです!
レポートで良い評価をもらうには、根拠のある主張をすることが大事です。 せっかく自分の考えを書いても「なぜそうなるのか」という明確な理由がないと、レポートを読む人に納得してもらうのは難しいですよね。
でも自分で根拠をすべて用意するのは大変だし、何よりこれで合っているのか不安……
そんな時は資料を集めて、引用をして自分の主張に説得力を持たせましょう!
学生の主観的な意見だけでなく他者の客観的な意見を取り入れているということで、課題によってはプラスの評価になる・・・かも!?
 
資料集めというとインターネットで検索するのが早い気もしますが、レポートの内容によってはなかなか見つからなかったり、信頼できる情報なのか分からなかったりしますよね。
かの有名なWikipediaですが、あの情報は個人で簡単に編集ができるものなので、資料として使うのは避けた方がいいです。ただ、サイトの一番下にある外部リンク一覧から参考となる情報元へアクセスすることができるので、それはぜひ活用してみましょう。

<LS:てぃな>
ここからは、資料集めのための検索ツールを紹介します!自宅からも使えます♪

◇図書の検索ツール
参考文献と聞いて一番に思い浮かぶのは図書だと思います。
図書を探すときは成城大学図書館OPACを使いましょう。成城大学図書館サイトトップページで簡単に検索できます!
・成城大学図書館サイトはこちら ・検索ガイドはこちら

また、電子書籍も増えてきているんです!自宅からも読めるので、ぜひ活用してみてください。
■Maruzen eBook Library
学術書籍に特化した電子書籍。
・利用はこちら ・自宅からの接続ガイドはこちら
■EBSCOeBooks Collections
海外の主要な出版社および大学出版局の電子書籍。
・利用はこちら ・自宅からの接続ガイドはこちら
※EBSCOhostにログイン後、データベース選択でeBook Collection (EBSCOhost)を選択

電子書籍はOPACからも検索できます。英語多読資料を例にしたガイドはこちら

◇学術雑誌の検索ツール
図書だけでなく、雑誌論文も非常に重要な資料です。
日本の論文を探したいときはCiNii Articlesを、さらに外国の論文を探したいときはEBSCOhostを活用してみてください!レポートのテーマに関するキーワードをいれて検索してみてね。
どちらも自宅からPDF等で論文を読むことができます!
CiNii Articles
学協会刊行物・大学研究紀要など 日本の論文を検索できるデータベース。
・利用はこちら ・検索ガイドはこちら
※検索時に「本文あり」のタブを選択すると、検索結果にPDFで読める論文がでてきます。
■EBSCOhost
100種類以上の外国雑誌論文全文データベースおよび抄録データベース。
検索結果にPDFやEPUBのアイコンがある論文は本文まで読めます。
・利用はこちら ・自宅からの接続ガイドはこちら
[注]
利用の際に不明な点がありましたら、 レファレンスカウンターに問い合わせてみてください(優しい図書館スタッフさんが、回答してくださいます☺ )。
メールに詳細を書いてrefer[at]seijo.ac.jpに送ってください!※メール送信時に[at]を@に置き換え

以上がLSおすすめのツールです。
図書も雑誌論文もお目当ての資料が見つからない場合は、キーワードを変えて検索しなおしてみましょう。
レポート全体の見通しを立てるためにも、本文を書き始める前に資料を探すことをおすすめします。
引用した資料は、必ず参考文献としてまとめましょう!まきちゃん、よろしく!

◇引用と参考文献
<ピア:まき>
資料を探して引用したい文章を見つけたら、次の3つのうちどれかを使って引用してみましょう!
 ・鍵括弧 「」を使う(直接引用:短い文章のとき)
 ・インデントを使う(直接引用:3~4行以上の長い文章のとき)
 ・自分の言葉でまとめる(間接引用)
 
引用の対象となるものは「出版された資料からの情報」「他人の理論やアイディア」「他人が書いた独特な言い回し 」「他人がまとめた事例、調査、研究データ」などです。
 
引用や参考にした文献は、レポートの最後にかならず一覧にして掲載します。
基本的には①著者名②発行年③書籍や論文のタイトル④出版社名(論文は掲載雑誌名と巻号、ページ数)という順番です。
(例)松木栄三(1997) 「モスコヴィアの銃兵」『ユーラシア研究』第17号、pp.9-15
※インターネットの情報を参考にした場合は、ウェブページのタイトルと制作者、URLと閲覧日を書きましょう
 
資料集めと引用をしっかり行い、説得力あるレポートにしていきましょう!

<LS:てぃな>
今回もライブラリーサポーターから「レポート作成に関する資料」を紹介します!

1. 大学生のためのレポート・論文術 / 小笠原喜康

LSコメント】資料検索の方法まで載っているので参考になった!
資料情報】請求記号:816.5/O22  登録番号:Y295220/Y295718
                 バーコード番号:001605278T/001605370M 配架場所:3Fガイドブック/新書コーナー(1F)

2. レポートの組み立て方 / 木下是雄著

LSコメント】レポート作成の手順(主題を決める→材料を集めるなど)が載っていて参考になった。出典の示し方や記号の説明など、形式的な説明も多く載っている。
資料情報】請求記号:816/KI46 登録番号:11-5122 バーコード番号:000199335U 配架場所:2F

3. コピペと言われないレポートの書き方教室:3つのステップ:コピペから正しい引用へ / 山口裕之著

LSコメント】レポートを書いていて、引用の仕方が難しいと感じるので参考にした。
資料情報】請求記号:816.5/Y24 登録番号:Y260928 バーコード番号:001471734R 配架場所:2F


最後まで読んでくれてありがとうございます!
次回の投稿では、資料の利用方法について紹介予定です。

           ↓↓↓ 添付画像のデータベースもぜひ活用してくださいね~ ↓↓↓

[資料検索ツール]

[データベースリンク集 ※ログイン時にID/PW入力]