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『ジョジョ・ラビット』(内田)

こんにちは。3年の内田です。

今回紹介するのは視聴覚資料の、タイカ・ワイティティ監督・脚本『ジョジョ・ラビット』です。

舞台は第2次世界大戦下のドイツ。主人公のジョジョは空想上の友だちであるアドルフの助けを借りながら、青少年集団「ヒトラーユーゲント」で立派な兵士になるために奮闘する毎日を送っていました。そんなある日、彼は、母がユダヤ人少女を自宅に匿っていることに気づいてしまいます。

本作で注目したいのは、コメディ描写と戦争描写のバランスです。
多くの戦争映画がその悲壮さや正義等に着目する中、本作はまだ幼い主人公の視点から、戦争のおぞましさと洗脳の恐ろしさを表現しており、子供・女性といった戦争において犠牲者となることの多い人々による、一歩退いた視点から描くことで、従来の映画とはまた異なる風刺的なコメディ作品にもなっています。
また、監督・脚本を務めるワイティティは本作で俳優も務めており、物語のキーマンであるアドルフも彼が演じています。彼の演技も見どころの1つなので、気になった方は是非鑑賞してみて下さい!

『ジョジョ・ラビット』タイカ・ワイティティ監督・脚本 ; Christine Leunens [原作](DVD)

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